「単語は言えるけど、会話が広がらない」
「質問すると、うまく答えられない」
5歳になっても言葉がゆっくりだと、不安になりますよね。
わが家の長男も現在5歳、発達グレー。
3歳の終わりにようやく二語文が出始めました。
療育で教わったのは、特別な訓練ではなく「いつもの会話を少しだけ深くすること」でした。
この記事では、
5歳で言葉が遅いと感じているご家庭に向けて、
語彙力を伸ばす具体的な声かけと、家庭で続けやすい方法を紹介します。
こんなお子さんにおすすめ
• 言葉は出るけど会話が続かない
• 質問にうまく答えられない
• 「なんで?」「どうして?」が難しい
• 仲間分け(カテゴリー理解)が弱い
現在5歳|発達グレー長男の様子
「靴って何するもの?」と聞くと、
→「歩いてテクテクって公園行くもの〜」
と答えました。
2語文が出始めた3歳の終わりの頃は、このような質問には全く答えることができませんでした。
今もまだ抽象的な質問は難しく、会話がかみ合わない日もあります。
幼さもありますが、説明しようとする力は、ゆっくりではあるけれど確実に伸びているなと感じています。
私は保育園で働いていて、長男と同じ年齢のクラスに入ることもあります。
男の子たちが
「スノーマンの推しは〇〇でさ」
「Netflixで見た〇〇がさ〜」
なんて会話をしているのを聞くと、大人すぎて、異次元レベルだなと思うこともあります。
わが家の長男は、いまだにはたらく乗り物が大好きで、パウパトロールも大好きです。
そんなところも本当に可愛いです。
でも同時に、
どんなことに興味があるのか?
どんなことをしてみたいのか?
もっと、いろんなことを話してみたいと思うこともあります。
だからこそ、今できることを少しずつ。
言葉の土台を、一緒に育てていけたらと思っています。
療育で実際にやっていたこと
療育で取り組んでいたのは、名前を覚えることよりも、「どういうものか」を考えること。
絵カードを使いながら、こんな問いかけをしていました。
仲間を選ぶ練習
りんご/みかん/バス/電車
「果物はどれ?」
→ りんご、みかん
物をジャンル別に理解する力を育てます。
機能で考えるクイズ
(言葉だけで難しければ絵カードで選択肢を提示する)
乗り物カードを並べて、
「怪我をしたときに乗る乗り物は?」
→ 救急車
何をするものかを考える練習になります。
特徴から考えるクイズ
(言葉だけでは難しければ絵カードで選択肢を提示する)
「赤くて、丸くて、皮をむいて食べる果物は?」
→ りんご
複数の条件から考えることで、語彙の理解が深まります。
少しレベルアップ
「果物の仲間を3つ取って」
数字の条件を入れると、より思考を使います。
その他、家庭でできる語彙力アップ問題例
カード使って簡単に取り入れられます。
【ジャンル分け】
犬/ねこ/いちご/ぞう
→ 動物はどれ?
【機能クイズ】
火事のときに来る車は?
→ 消防車
寝るときに使うものは?
→ 布団
【特徴クイズ】
黄色くて長い果物は?
→ バナナ
お肉が大好きな動物は?
→ ライオン
すぐ怒る女の人は?
→お母さん
【逆質問】
靴って何するもの?
→ 足に履くもの
逆に、
足に履くものって何だっけ?
→ 靴
説明できる力が少しずつ育っていきます。
普段の生活でできること
• スーパーで「野菜探しゲーム」
例)赤くてサラダに入れる赤い野菜どこだ?
• 公園で「虫探しゲーム」
例) 触ると丸まる虫探してみよう
わざわざ勉強時間を作らなくても大丈夫で、余裕のある時に、会話をほんの少し深めるだけでOKです。
楽しく続けるポイント
・親が本気でド忘れして困っている様子を見せる。
「幼稚園行く時に乗る、タイヤが2つの乗り物なんだっけなぁ〜困ったなぁ」
※そんなもん忘れるかいという(笑)
→自転車!
・効果音をつける
問題です‼︎ドゥドゥン‼︎
単純すぎる試みですが、一気にお勉強感がなくなります。
絵カードがあると続けやすい
正直、最初は手作りしようと思いました。
でも、ジャンルを考えて印刷して切って…面倒くさくなって続きませんでした。
繰り返し遊ぶには、「毎回準備しなくていい仕組み」が大事だと感じました。
食べ物・乗り物・動物・生活用品などが一度に揃っている絵カードがあると、
「今日はどれやる?」と迷わずにすみます。
家庭でゆるく続けるなら、こうしたツールに少し頼るのもひとつの方法です。
色々なジャンルがセットになっています。
ひらがなの勉強にも使えそうです。
まとめ|5歳でも語彙力はゆっくり伸びていく
つい「あそこにあるアレ取って」と言ってしまいがちですが、
「棚の上のティッシュ取って」
「赤いタオル持ってきて」
と具体的に伝えるだけでも、立派なおうち療育。
特別なことをしなくても、いつもの会話をほんの少し深くするだけで、言葉の育っていくと療育の先生に教えていただきました。
5歳で言葉が遅いと、不安になりますよね。
でも、小さな積み重ねは確実に力になります。
もし「家で何から始めればいいか分からない」と感じたら、続けやすい教材に少し頼ってみるのも選択肢のひとつです。
今日の一言が、未来の会話につながると信じて、今日も少しずつできることをやっていこうと思います。
お読みいただきありがとうございました!


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