「キットパスって本当に安全?」
「お手頃なお風呂クレヨンじゃダメ?」
「発達グレーの子でも楽しめる?」
お風呂用クレヨン、たくさん種類があって迷いますよね。
結論から言うと、
“掃除のラクさ”より“安心感”を優先したい家庭にはキットパスはおすすめです。
わが家では、発達グレーの長男との「お風呂療育」に使うために選びました。
正直に言うと、
・ お湯は濁ります
・壁にうっすら残ることもあります
・ 最後はボロボロになります
それでも「買ってよかった」と思えた理由があります。
この記事では、
• キットパスの安全性(成分と石油系との違い)
• 他社製品のお風呂クレヨンとの比較
• 発達グレー長男とのお風呂療育で感じた効果
• 実際のデメリットと対処法
まとめています。
「壁のシミ」より「子どもの笑顔」を優先したい方の参考になると嬉しいです。
キットパスの成分は安全?ライスワックスと顔料を解説
ライスワックスは何からできている?
キットパスの主成分はライスワックス。
米糠から米油を搾る工程で得られる粗ロウを精製した、植物由来のワックスです。
・化粧品(口紅・ファンデーション)
・食品コーティング(チョコレート・キャンディーなど)
・キャンドル
など、幅広い用途で使用されています。
ワックスの由来が明確であることは、安心材料のひとつだと感じました。
顔料(有機顔料)は安全?
キットパスの表示は、
• ライスワックス
• 顔料(有機顔料)
のみ。
有機顔料は色を出すための成分で、国内販売品であれば基準を満たしたものが使われています。
重要なのは、「顔料」と明記されている点。
成分がシンプルで分かりやすいことが、精神的な安心感につながりました。
お風呂クレヨンの成分は大丈夫?石油系ワックスとの違い
お風呂クレヨンには、
• マイカ
• ステアリン酸
• パラフィン
• 界面活性剤
• 着色料
といった表示がある商品もあります。
聞いたことのない成分が多くて不安になりますよね。
パラフィンは危険?
パラフィンは石油由来のワックスです。
ろうそくや化粧品にも使われる一般的な成分で、国内販売品であれば安全基準は満たしています。
ただし、
・ 石油由来
・ お湯に溶け出す前提の製品
この点を気にする人もいると思います。
危険とは言い切れませんが、
「由来が分かりにくい」というモヤモヤは残ります。
界面活性剤・着色料は何が入っている?
「界面活性剤」「着色料」とだけ書かれている場合、具体的な成分名までは分かりません。
基準はクリアしているはずですが、
・ どの種類なのか分からない
・有機か無機か不明
・ 重金属の有無は表示からは読み取れない
「安全かどうか」という前に、「正体が見えないこと」が不安でした。
価格より大事だったのは「精神的な安心感」
国内で販売されている以上、他社製品も基準は満たしているはずです。
でもお風呂で遊ぶということは、
・お湯が溶け出す
・手についたまま目をこする
・指を口に入れる
・体に描く(うちだけ?)
・なんなら顔にも描く(うちだけ)
この状況は避けられません。
そのときに、
「まあ、お米だしな」
と思えるかどうか。
これが、我が家にとっては決定的でした。
100均お風呂クレヨン、最近見ない…??
最近、ダイソーでお風呂クレヨンを探したところ、「廃番になった」と言われました。
採算や商品入れ替えなど様々な事情があるとは思います。
あくまで推察ですが、お風呂で使う=
・水に溶ける
・手についたまま目や口に触れる
という特性を考えると、成分基準がより慎重になる可能性もあるのかもしれません。
発達グレー長男とのお風呂療育で感じた効果
説明が苦手な子の「言葉の整理」に
長男は、その日あった出来事を説明するのが苦手です。
お風呂で傷ができていることに気づき何があったか聞いたところ、
「Aくんと遊んで〜、バンってなったの。」
転んだの?押されたの?話が迷宮入りすることもありました。
そこで私が壁に絵を描きながら視覚化すると、少しずつ言葉が出てきます。
最後に私が文章にまとめると、
「うん、そうそう!」
と「伝わった」と明るい顔に。
【見える化】が、言葉の整理につながりました。
ひらがな・しりとりの練習に、お勉強感が出ない理由
机だとすぐに飽きてしまう長男も、
お風呂の中では気が散るものがないからか集中できるようです。
ひらがなクイズやしりとりを壁に描くだけで、
・ 文字の形を覚える
・ 音と文字を一致させる
・ 言葉をつなげる
遊びながら練習になっています。
密室だから集中できる
リビングはテレビ、おもちゃ、おやつなど誘惑が多すぎます(笑)
でもお風呂は、
• 壁と湯船だけ
• 情報量が少ない
• 体が温まって緊張がゆるむ
結果、集中時間が伸びました。
キットパスのデメリット5つ
お湯は濁る
盛り上がった日は入浴剤入れたかなと言うくらい濁ります。
壁に色が残ることがある
その日のうちにしっかり流せばほぼ落ちますが、流したつもりでも、パッキン部分にうっすら色が残っていたりします。

シートがシワになると落ちにくい
次男がシートをぐちゃぐちゃに丸めた結果、折れ目部分は色が消えなくなってしまいました。
最初から耐水マスキングテープで固定するか、
シートは貼らずマスキングテープで四角く縁取り、描くのはこの中だけ、とルールを決めておくという方法もありかなと思います。

浴室保存はクレヨンがふやけやすい
付属のケースもふやけたクレヨンがついてしまいました。
使用後は浴室外保管が良さそうですが、面倒なので私は浴室内の窓の近くに設置しています。

小さくなると崩れる
これは浴室外で保管していても避けられそうにないので、小さくなったらコップで色水遊びに使うと割り切っています。
とにかく汚れNGな家庭には不向きです。
わが家の使い方|3色→10色へ買い足した理由
最初は3色+専用シート。
できるだけ掃除する範囲を狭くしたかったので、「お絵描きはシートの中だけOK」とルール化しました。
クレヨン3本は1ヶ月で使い切り、10色入りを追加。
全部出してしまうと、お風呂でふやけたり、大事に使うことが難しかったので、長男・次男で一本ずつ出しました。
計算上は約5ヶ月持つ想定です。
10色入りだと1本約125円。
2人分だと1ヶ月で250円と考えると、コスパも悪くないと思います。
キットパスはこんな家庭におすすめ
・ 原材料の安心感を優先したい
・ お風呂嫌いな子がいる
・ 視覚優位タイプの子がいる
1本約125円。
100円ショップに比べたら、少し高く感じるかもしれません。
でも、楽しいお風呂時間を「その手で目を触らない‼︎」「口も触らない‼︎」とヒヤヒヤするのではなく、「安全な材料だから」と安心して見ていられる。
その心の余裕まで含めると、わが家では「良コスパ」でした。
安全性が気になる人、お風呂時間を療育や言葉遊びに活かしたい人に、選択肢のひとつになると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました!


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