発達ゆっくり長男の0~1歳の発達記録|絵本嫌いでもハマったおすすめの絵本

育児

「順調」だったはずの発達。少しずつ見えてきた心配事。

長男が生まれたころ、私はいわゆる“平均的な発達の目安”をよく見ていました。

寝返りは3ヶ月、お座りは7ヶ月、つかまり立ちは8ヶ月。そして歩き始めはちょうど1歳。「運動面は順調!問題なし!」と、母子手帳に丸を付けながら安心していました。

ご飯もよく食べましたし、後追いもありました。

ただ、そのころから少しだけ気になることもありました。それは「言葉がなかなか出ない」こと。

周りの子が「まんま」「ブーブー」と話し始める中で、息子は意味のないなん語が多く、私に何かを伝えようとする様子もあまりありませんでした。

名前を呼ぶと振り向く。でも、自分から視線を合わせて、何かを共有しようとすることがとても少ないように感じました。

それは1歳を過ぎても同じで。

初めての子でしたし、コロナ禍で、あまり他の子と比較する機会も少なかったので、まぁこんなものかな?とこの頃はまだ楽観的に考えていました。

一人遊びが好きで、積み木や車でよく遊んでいました。発達障害のある子によく見られる「一列に物を並べる」という遊び方はゼロではないものの、長男はあまりやらなかったと記憶しています。ただトミカは寝そべりながらよく走らせていました。

1歳半検診。「様子を見ましょう」で終了

1歳半検診はコロナ禍まっただ中だったこともあり、地域の集団検診ではなく、かかりつけのクリニックで行いました。言葉が出ないことを先生に話したところ、「まだ一歳半だし様子見でOKです!」と。そしてオムイチの長男をあっちやこっちやと角度を傾けて「体感もいいね!」と。ナポリのピッツァ職人かと思ったわと1人でウケて帰って来た、たった数分の健診でした。ホッとした反面、「これでよかったのかな?」という小さなモヤモヤも残りました。

なぜホッとしてモヤモヤしたのか。そう、一歳半検診全国共通テストと名高い「応答の指差し」ができなかったからです。一歳過ぎから一歳半検診に向けめちゃくちゃ練習しました。積み木を積むことはできる、頼むあとは応答だけなんだと練習する日々。「りんごどれ」と聞いたって「アンパンマンどれ」と聞いたって一瞬でどこかに行ってしまう。自分のやりたくないこと、興味のないことは褒めてもおだてても絶対にやりませんでした。

最終的には練習しようと図鑑を出すとすごい怒ってましたね笑

次男が誕生。なんか育てにくいなぁが始まります。

下の子が生まれた1歳半ごろ、息子の行動が少しずつ変わっていきました。落ち着きがなく走り回ったり、家具によじ登ったりはデフォルトなのですが、こちらの言葉も届きにくく、「ダメ」と言っても同じことを繰り返す。止められたことに腹を立て、注意した人の顔を叩いたり引っ掻いたり。

ツラの皮を爪立てて引っ張られる痛さは思わずやり返してしまいそうになりました。歯をギリギリ言わしながら怒りに耐えていました。

弟を押してしまうこともあり、「これが“イヤイヤ期”赤ちゃん返りなのかな?」と思いながらも、他の子と比べて極端に多動に見えることも増えていきました。

少しずつ見えてきた成長のサイン

一方で、嬉しい変化もありました。

1歳後半、応答の指差しが少しずつできるようになってきたのです。最初は忘れもしません。おさるのジョージのマブダチワンコでした。

母「チャーキーどれ?」

長男「🫵

母「👀!?!?!?」

長男「ニヤリ」

もはや全然期待していなかったので絶句する母(笑)そんな母の顔をしっかり見てニヤニヤする長男。応答した!母の顔見ていたずらな顔してる!ダブルで嬉しい瞬間でした。

少しずつでも、息子の中に“理解”の芽が育っているように思えました。

「順調」の裏に隠れていた小さなサイン

今振り返ると、このころにはすでに発達のグレーゾーンのサインがいくつも出ていたのだと思います。

でも当時は「男の子はゆっくりだから」「個性の範囲かも」「アタスだって若い頃には大人困らせたもんよ」と、自分に言い聞かせていました。

おすすめの絵本

そんな己のペースを乱されたくない長男、とにかく絵本にも全く興味がなくて、しろくまちゃんシリーズ、のんたん、人気のあるシリーズにもこの頃は一切目もくれず彼方へ走り去っていました。

なんとしても絵本を読み聞かせたかった私。だけど又に挟んで固定してもダメ。劇団四季並みに抑揚をつけてもダメ。途中で見放された本と母。この空気どうしてくれんのさ。

だけど素晴らしい本に出逢うのです。

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これすごいのが、一冊に18話の短いお話が入ってて、一話につき1分くらいで読めるんです。だから飽きる暇なくお話が終わるんです。

そうすると、一話読めたね!!って親も子も達成感得られるんですよ。

さらに最高なのが、物語の合間にある 色ごとの図鑑ページ

赤・青・黄・緑・オレンジ・ピンク・白・黒・虹色と、眺めてるだけで楽しいページに工夫されています。カエル、動物、食べ物、乗り物、もうごちゃ混ぜなところも楽しいです。

親も“あ、見たことある!”とワクワクするポイント

この本、実は イラストレーターさんが豪華 なんです。

「お母さんといっしょ」で登場したことのあるイラストレーターさんが出て来たり、

「あれ、この絵…どこかで?」と思ったら “パンどろぼう”の作者さん が描いているページがあったり。

子どもはもちろん、親も「あっ!」と気づいてちょっと楽しくなる仕掛けがたっぷり。

他のシリーズもあります!

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一生絵本キャンセル界隈なのではと心配しましたが、この本は親子で擦るほど読ませてもらいました!絵本に全然興味ないよっていうお子さんも、「絵本って楽しいんだ」というキッカケになる“最初の一冊”になるのではないかなと思います。よかったら読んでみてください!

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